2007年7月1日日曜日

念願の・・・

梅雨の晴れ間に、貴船~鞍馬+温泉コースに出かけました。
まずは、貴船神社へお参りに。

貴船神社本宮社殿の周りでは、7月1日から8月7日まで七夕笹飾りライトアップを実施しています。夕暮れから午後8時(土日祝は午後9時)まで、社殿と境内の笹かざりが幻想的に照らし出されます。短冊(100円)に願いごとを書いてご自身で笹に結びつけて下さい。 貴船神社ホームページより)


6月9日に貴船へ行ったときに通った鞍馬寺西門から登っていきます(愛山費200円)。「途中まで急な上り坂だから杖を持っていったほうがいいですよ」のアドバイスにしたがって、杖をお借りしました。


写真ではそんなに急坂には見えませんが、かなりしんどい!!
汗をかきつつ、そして運動不足もひしひしと感じつつ奥の院魔王殿に到着です。
貴船からゆっくり登って約30分。


そして木の根道です。 すばらしい自然美。
牛若丸が天狗と修行をしたといわれる場所でしょうか。
大きな杉があり、天狗も出てきそうな雰囲気です…。

<木の根道>
木の根道は、硬い地質のため杉の根が地中に入り難く、地表を張っている珍しい姿です。木の根は樹木を育て生命を支える大切な働きをしています。できるだけ踏まないよう、やさしく接してください。


さらに歩くと、僧正ケ谷不動堂へ出ます。このあたりは、鞍馬寺から来た人たちも多くなってきます。僧正ケ谷不動堂は、謡曲の鞍馬天狗と牛若丸が出会った所で、こじんまりとした義経堂も。
ちょっと道を外れて、大杉権現へ。
このあたり一帯は、大杉苑瞑想道場となっているそうです。
ほら貝を吹いている方にも会いました。



(写真左)背比べ石
牛若丸が山をあとに奥州平泉の藤原秀衡の許にくだるとき、名残を惜しんで背を比べた石といわれる。「遮那王が背くらべ石を山に見て わがこころなほ 明日をまつかな 與謝野寛」
(写真右)息つぎの水
牛若丸が奥の院へ兵法の修行に通う途中、この清水を汲んで喉の渇きを潤したと伝えられる。


冬柏亭・霊宝殿(入館料大人¥200)・鐘楼など経て、
やっと本殿金堂へ到着しました。狛犬ならぬ狛トラ。


九十九折参道(つづらおりさんどう)。
清少納言が枕草子の「近こうて遠きもの」の中に「くらまの九十九折といふ道」と記したのがこの道です。だいぶ足がくたびれてきたので、下り坂がつらい!!


九十九折の道をいくと、ぼこぼこと音が聞こえます。水が湧き出ていました。


由岐神社に到着・・・。 10月の火祭りで有名です。


狛犬(国指定重要文化財)
子供と鞠を抱いている非常に珍しいもので子孫繁栄・安産の神様として古くより信仰されており、戌の日にはたくさんの方が安産御祈願・腹帯を受けられるのだそうです。


(茅の輪)
6月30日に茅の輪をくぐり正月から六月までの半年間の罪穢・疫病を祓います。


鞍馬寺仁王門。
約2時間弱でゴール。見所満載の山登りでした。
結果、山をひとつ越えることになるので貴船から登るほうが大変だということがわかりました(笑) 登ってみたい方、ハイヒールなどでは危険です。汗拭きタオル必須! ・・・がんばったので、お昼のざるそばにおやつをつけてしまいました。


くらま温泉までは、古い家が立ち並ぶ風情ある町並みです。
(写真左)重要文化財「匠斎庵」
鞍馬が宿場町だったころの面影を残し、随所に凝った造りがうかがえます。説明書きがさっぱり読めません。

(写真右)名物木の芽煮のお店
屋根の真ん中に厄災祓いの鍾馗さんがいます。京都の町でも屋根に鍾馗さんを見つけることができます。


やっと温泉!!!
露天風呂のみなら1100円。 施設内の温泉は浴衣やタオルがついて2500円。 汗を流してすっきり、足の疲れもとれます。ふぅ~。やはり運動後の温泉はたまらんです!


帰りは、叡電の「きらら」に乗車。パノラマが楽しめます。
そして・・・筋肉痛なのでした。
 

京都でのご宿泊は疲れも癒せる京都弥生会館

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