2007年6月9日土曜日

貴船の川床

京都駅から奈良線でひと駅、東福寺駅へ。
そこから京阪電車に乗り継いで出町柳に到着、
さらに乗り換え 叡山電車「出町柳」駅から貴船へ出発です。
この日は、昼間に雷鳴とともにバケツをひっくり返したような大雨。
かなり心配しながら京都駅に向かったのですが、
日頃の行いがよいのでしょう、晴れました♪(・・・天気予報どおりでしたけど)

※叡山電車はワンマン運転です。運賃箱があります。
乗車券がないときは整理券をとって乗車。スルッとKANSAIがあれば便利。



貴船駅に到着です。


路線バスや送迎も楽ちんですが、森林浴をしながらの散歩もおすすめです。


沢蟹も散歩中。意外と早い・・・。
※道路が狭く車の通行量が多いので注意してくださいカニの散歩もあぶない~。


<蛍岩> 案内より
「もの思へば 沢の蛍も 我が身より あくがれ出づる 魂かとぞ見る」
夫の愛を失った切ない心情をこの歌に詠みました。心変わりした夫を取り戻すために貴船神社へ通い続け復縁することができたことから、貴船神社は縁結びの神様としても有名。
「木船川 山もと影の夕ぐれに 玉ちる波は 蛍なりけり」


平安時代の女流歌人・和泉式部が貴船に参拝し、蛍の歌を詠みました。
それから1000年後の現在もこの付近一帯で蛍の乱舞が見られます。



川床(かわどこ)が見えてきました。
 
お昼は川床で!!と思っていたのですが、
さすがに大雨の後なので今回は室内。残念!



料理旅館にて お昼のコース8,000円(税サ込)

前菜:胡麻豆腐、             お造り  
 

お吸い物:帆立真丈、          素麺


お凌ぎ:鰻飯蒸し、の次は・・・
 
焼物:鮎の塩焼き だったのですが!!!!

・・・写真をとる前に、つい食べてしまいました。
というわけで骨のみ。すみません~!
骨だけをするする~と抜き取る方法ご存知ですか??
これが気持ちいいほどきれいにとれるんです♪


油物:あまごの踊り揚げ 
いきなり揚げられてしまったアマゴは・・・
びっくりしたんでしょうね。あごが外れそう。


ご飯、お漬物、水物 で終了~。(6月10日までお昼のみのメニューでした)
ご馳走様でした。



おなかも満たされたところで、貴船神社参拝です。
身を清め、願いをこめてお祈りしたならば、

おみくじをひきましょう。水占おみくじ(200円)


水占斉庭の霊水にそっと浮かべると、運勢が浮き出てきます。
結果「吉」

良い事だけ叶いますようにと、おみくじを結びます。

<相生の杉>御神木
同じ根から生えた2本の杉。樹齢1000年。相生は「相老」に通じ、「夫婦共に長生き」の意味です。
 
そして、貴船神社奥宮へ。

貴船神社が当初創建された場所。
・反正天皇の時代(5世紀始め頃)に玉依姫が黄船に乗って浪速から淀川、鴨川、貴船川をさかのぼって当地に上陸したが、そこに祠を営んで水神を祀ったのが貴船神社の起こりである とのこと。地名と社名もこの「黄船」からという説も。
・本殿下には龍穴があり、昔、本殿修理の時に大工が誤ってノミを落としたところ、にわかに嵐が起こり、ノミを空中に吹き上げたとさ。
そんなこんなの伝説が残っています。

船伝説にまつわる船形石。(本殿横) 
これを積み囲んだ小石を持ち帰ると航海安全につながるとされる。

最後に貴船神社中宮 結社(ゆいのやしろ)へ。

古くより縁結びの神、恋を祈る神としての信仰が篤く、和泉式部が切ない心情を歌に託して祈願したという話は有名です。昔はススキ等の長い草を結んでいましたが、今は「結び文」を神前に結び付けて祈願する慣わしがあります。男女間の縁だけでなく、人と人、会社と会社、就職・進学など、あらゆる縁を結んでくださる神様です。(結び文は本宮にて購入しておきましょう)

途中、鞍馬寺の西門があります。
そのうち、牛若丸が天狗と修行をしたといわれる「木の根道」を通って鞍馬寺に抜けてみたいと思っているのです。そして温泉に入りたいのです!!


縁結びのほかにも丑の刻参りなど、伝説がいっぱいの貴船神社。
何度も足を運びたくなる場所です。※電車の利用が絶対おすすめです。
ユキノシタに見送られつつ、帰途。
 
 
貴船口より叡山電車で「出町柳」乗換え、京阪電車で「京阪三条」へ。
「京阪三条」乗り換え、地下鉄東西線で「二条駅」下車、1番出口すぐです!

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

川の写真涼しげでほんっとステキ~~~><
ご飯もとっても美味しそうだこと。。。♪
お天気のいい日に是非②行ってみたいですっ^^!!

kyoto-yayoi BOSS さんのコメント...

pちゃん さん、コメントありがとうございます。
夏は街との温度差がかなりあるので、本当に涼しいですよ。川の流れの中でいただく食事も格別!
そうそう、梅雨が明けたらホタルがたくさん出てくるそうです。ぜひ足を運んでみてくださいね。
…京都弥生会館にも(笑)

匿名 さんのコメント...

鮎の塩焼きの写真も見たがったけど、
骨太でイキの良い姿が想像できたので
○です。

家族と泊まりがけでぜひ行ってみたく
なりました。

kyoto-yayoi BOSS さんのコメント...

匿名さま、鮎は申し訳ございません!我慢ができずについ…。それくらいオイシかったですよということでお許しください。 
貴船でのご宿泊はとても素敵!なのですが、おすすめジレンマに苦しむ今日この頃です^^;