貴船に続き、「突撃!となりの昼ごはん」第2弾。
嵯峨にある創作会席料理のお店です。
¥3,000(税サ別)
・鱧のゼリー寄せ梅肉ソース フォアグラのステーキを添えて、しょうが風味のパン
・創作お造り「京の梅雨」
お酒を飲まなかったのでじゃこ山椒御飯(おかわり自由)とお漬物も一緒に出していただきました。
・ブロッコリの冷製スープ和風出汁のカプチーノ風(キャビアと金箔も)
・活け初夏鱸の網焼き烏賊墨ソース(&からすみパウダー)
茉莉香茶の氷菓子(あっさりすっきり夏にぴったり)
和牛ロース肉のステーキ山葵を添えて
デザートとコーヒー(ココナッツとパッションミルフィユ仕立てと焼プリン)
とっても満足ランチでした。ごちそうさまでした。
ゆっくり昼食をとった後は、妙心寺へ。
妙心寺の塔中のひとつ、東林院へやってまいりました。
「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす…」と平家物語にうたわれた沙羅双樹の花を見に来ました。
この東林院は宿坊なので普段は一般公開をしていませんが、
6/12~6/30までは「沙羅の花を愛でる会」として公開中です。
庭にはキレイな花がいっぱい。
お抹茶をいただきます。和菓子は沙羅の花をイメージしたものです。
昔見たときと様子が違います。(パンフレットとも)
右側の木が樹齢300年を超える沙羅双樹だったのですが、3年前に枯れてしまったのだそうです。
井戸の水位が下がったことや、日当たりが変わったことが原因のようです。
環境破壊の影響もあるでしょうか…。
<沙羅双樹>
お釈迦様が入定された時、いっせいに花開き、その死を悲しんだといわれ、仏教とゆかりの深い名木です。インドと日本の沙羅双樹は種類が違いますが、(日本ではナツツバキのこと)「平家物語」 にうたわれた沙羅双樹は日本の木がイメージされたもののようです。朝に咲き、夕には散りゆく一日花の姿が人の世の常ならぬことをよく象徴しています。
すべての形あるものをいつくしむ心を大切にはぐくみたいという感謝の証とのこと。お寺の和尚さんのお話はとても楽しく、そして考えさせられます。
お寺でドスンとすわって自分を見つめ、一寸(ちょっと)プラスに考えるとよいそうです(笑)
(漢字遊びです)
世の中の一切のものは常に変化し生滅して、永久不変なものはないということ。
(大辞泉より)
裏手に沙羅の花がいっぱい咲いていました。
JR嵯峨野線「二条駅」から「花園駅」下車、徒歩約5分
東林院「沙羅の花を愛でる会」
期間/平成19年6月12日~30日まで 9:00~16:00
会費/1,580円(お抹茶つき)
10月には「梵燈のあかりに親しむ会」夜間特別拝観もあります。